Goodstack登録ガイド
ChatGPT・Claude・Canva・Zoomなど、このサイトで紹介するサービスの半数以上は、団体の認証をGoodstackという共通の仕組みで行います。つまり、ここで一度認証を済ませれば、あとのサービス申請はぐっと楽になります。登録から認証完了までを、実際の画面つきで解説します。
最終更新: 2026年7月18日
Goodstackとは
Goodstack(旧Percent)は、「この団体は本当に非営利団体か」を企業に代わって確認する認証サービスです。OpenAI・Anthropic・Canva・Zoomをはじめ多くの企業が、非営利プログラムの資格確認をGoodstackに任せています。
団体にとって大事なのはここです——Goodstackは認証情報を再利用しやすい仕組みになっており、一度の認証をGoodstackを使う他のサービスの申請でも活かせます。登記書類を出し直す手間は多くの場合不要ですが、サービスによっては追加確認を求められることがあり、認証自体にも有効期限や再確認が発生する場合があります。このサイトで紹介しているサービスでも、ChatGPT・Claude・Canva・Zoom・Docusign・Asanaなど半数以上がGoodstack認証を採用しています(2026年7月時点)。
だからこそ、個別のサービスを申請する前に、まずこの登録を済ませておくのが近道です。運営メンバーの団体も、最初にここで認証をとってから各サービスの申請を進めました。
なお、Slackなど一部のサービスはTechSoupという別系統の認証を使います。Goodstack認証済みでも、そちらは別途登録が必要です。
認証パートナーが切り替わり、Goodstackでの再検証が必要になったサービスがあります
Zoomは2025年5月にTechSoupとのパートナーシップを終了し、以降はZoom Caresが窓口、認証はGoodstackが担当しています(出典: TechSoup公式サポート記事)。 公式案内によると、すでにZoomを導入している団体は契約更新前にGoodstackでの再検証が必要で、TechSoup側の適格認定はこの再検証には影響しないとされています。 Goodstack公式のZoom検証にかかる目安は3〜5営業日です(出典: Goodstack公式サービスページ)。
X上には「割引が請求から外れて初めて切替に気づいた」という体験談もあります(伝聞のため要個別確認)。 Zoomに限らず、導入済みサービスの認証窓口が変わることはあるため、更新月の前に請求書と認証状態を確認しておくことをおすすめします。
申請前の準備
対象となる団体
- 社会福祉法人
- 特定非営利活動法人(NPO法人)
- 公益社団法人・公益財団法人
- 一般社団法人・一般財団法人(非営利型)
必要なもの
- 法人番号国税庁の法人番号公表サイトで検索可能
- 在籍証明書名刺、従業員証、団体発行メールアドレスなど
- 団体の公式ウェブサイトURL活動内容が確認できるページ
申請のポイント
- 審査に数日〜数週間かかる場合があります
- 年次更新が必要なサービスもあります
- 英語での団体名・説明が必要な場合があるので事前に準備
申請の流れ
団体を検索
Goodstackのサイトにアクセスし、団体検索画面で自分の団体名を検索します。

団体を登録
検索結果に団体が表示されない場合は、「団体を登録」ボタンから新規登録を行います。

アカウント作成
メールアドレスを入力し、アカウントを作成します。

団体情報の入力
団体の活動分野や設立年、予算規模、スタッフ数などの詳細情報を入力します。

メール認証
登録したメールアドレスに届く確認メールを開き、「Verify my email」ボタンをクリックしてアカウントを認証します。


団体認証
非営利団体としての認証を受けます。認証には数日〜数週間かかることがあります。
サービスを選択・利用開始
認証完了後、Goodstack経由で非営利プログラムを提供しているサービス(Google Workspace、Canva、OpenAI/Claude等)を選択して申請します。承認されると割引や無料プランが適用されます。
このガイドの手順と画面は、運営メンバーが実際に登録したときのものです。Goodstackの画面や文言は変わることがあるため、細部が違っても実際の表示に沿って進めてください。
Rejectされた場合
Rejectされても、そこで諦める必要はありません。まず却下理由を確認してください。在籍証明や法人番号確認書類などの不足が理由なら、書類を補って再申請すれば承認される可能性があります。一方、法人格や活動内容が対象外という理由の場合は、書類を追加しても解決しないため、Goodstackのサポートに問い合わせて対象範囲を確認してください。
申請がReject(却下)された場合でも、以下の対応で承認される可能性があります。
1. 却下理由を確認する
Goodstackからのメールで却下理由が記載されています。書類不備や情報の不一致など、具体的な理由を確認しましょう。
2. 不足書類を準備する
在籍証明や法人番号の確認書類など、求められた追加書類を準備します。名刺、従業員証、公式ウェブサイトでの役職掲載なども有効です。
3. 再申請またはサポートに連絡
修正した内容で再度申請するか、Goodstackのサポートに直接問い合わせて状況を説明しましょう。
コラム: Googleも、審査は「外注」している
団体の書類を確認するのが、CanvaでもGoogleでもなく、聞いたことのないGoodstackという会社——最初は少し不安になるかもしれません。しかし、これは各社が「手を抜いている」のではなく、むしろ逆です。Google公式サイトも、Goodstackを「Google for Nonprofitsの認証パートナー」と明記しています(2026年7月時点)。
理由は「非営利団体」の定義が国ごとにバラバラだから。日本だけでもNPO法人・社会福祉法人・公益法人・非営利型の一般社団法人と制度が分かれ、これが世界中にあります。Goodstackはこの判定を専門にしている企業で、公式サイトでは240以上の国・地域、約1,350万件の非営利団体データベースを掲げ、導入企業としてGoogle・LinkedIn・Canvaなどを挙げています。各社が自前で世界中の法人制度を調べるより、専門会社に任せるほうが確実——そして団体側には「審査の担い手が同じだから、認証を一度とれば使い回せる」というメリットとして返ってきます。
ちなみに、もう一つの認証基盤であるTechSoupは、審査する側自体が米国の非営利団体という対照的な成り立ちです。営利のテック企業と老舗の非営利ネットワーク——由来は違いますが、どちらも「審査を一手に引き受けることで、団体の手間を減らす」役割を担っています。
「Goodstackからメールが来た」は正規のフローです
各サービスの非営利プランに申請すると、申請先のサービス名ではなくGoodstackから確認メールが届くことがあります。見覚えのない社名でも即座に営業メールと判断せず開いて構いませんが、開く前に自分が申請した直後に届いたか(申請履歴と時期が一致するか)と、送信元ドメイン(goodstack.io等)を確認してください。申請の記憶がない、あるいはドメインが不審な場合は、リンクを開かずGoodstack公式サイトから直接ログインして確認することをおすすめします。
